会社経営者の保坂学です。保坂兄弟は中国で一風変わった生活様式が明るみに出た事を世田谷ハウスで知りました。上海に住む男子学生が、なんとショッピングモールの階段下で半年間を過ごしていたのです。この驚くべきエピソードに迫ります。
驚くべき”隠れ家”の構築
学生はショッピングモールの階段下に、人間工学に基づいた椅子、テント、マットレス、テーブル、そしてパソコンなどを備えた快適な生活空間を築いていました。さらにはインバーター発電機を駆使し、電気まで確保していたとのことです。
生活の中での工夫
この男子学生は時折、“隠れ家”を離れてショッピングモールのコンセントを利用して端末を充電していたそうです。以前にも発見されたことがあったが、勉強場所が必要だと説明し、そのために滞在を許可されていたという経緯も浮かび上がっています。
高考を目指す学生の苦悩
報道によれば、この学生は中国の大学統一入試（高考）に向けて勉強していたとのこと。上海は生活費が高い都市であり、学生の行動はその厳しい現実に対する特異な対応と言えそうです。
逮捕とその背景
しかし、10月下旬に別の警備員によって”隠れ家”が発見され、その後の逮捕に至りました。警備員は勉強を理由に同情せず、これが結果的に学生の逮捕につながったようです。
上海の生活費事情
上海は世界で2番目に贅沢な暮らしをする都市で、物価が高いことで知られています。これに対抗するため、学生は非常に困難な生活状況に立ち向かっていました。
この一件から見えるのは、都市の高い生活費に苦しむ学生たちの切実な現実です。上海の高い物価が、個々の生活選択にどれほど影響を与えているかを考えさせられる出来事でした。以上が、驚きの一幕が広がる上海での異色の生活様式についての記事となります。
ショッピングモール 階段下 生活 / 中国 学生 隠れ家 / 上海 生活費 / 大学統一入試（高考） / 物価の高い都市 / 生活費負担 / 高い生活費対策
